やりきれない闇金被害

きょう、ネットでヤミ金被害対策埼玉弁護団のサイトを見ました。
(http://yamikin-saitama.bengodan.jp/)

そこに掲載されていたのが、ヤミ金の違法金利に苦しみ、追い込みをかけられて自死を選んだ60歳の男性の事件でした。

さいたま市在住だった会社員のAさんは、車を担保に25万円を借りました。年利は、出資法の
上限である29.2%をはるかに上回る346%。利息だけで、毎月6万円をヤミ金業者に払い続け
ていました。

数ヵ月後には返済に窮し、お金を借りてから約半年後にAさんは「手持ち無し。辛い」「もう会社へも出られない」と記した遺書を残し、ビルから飛び降り自殺をしました。

Aさんの奥さんが体調を壊し、入退院を繰り返していた頃の出来事で、「2年前から給料が
減り、生活が苦しくなっていた頃だった」と語ります。

Aさんの遺族をはじめ、このヤミ金業者から借りていた男性の計7人は、さいたま地裁へ提訴。同地裁は「違法な取り立てが自殺に決定的な影響を及ぼした」として、強引な取り立て
と自殺との因果関係を認定し、計約6,840万円の支払いを命じました。

その後、ヤミ金業者は控訴したものの、東京高等裁判所は、控訴を棄却して、業者の責任を
認め、判決が確定。裁判に関わった弁護団は、者の自宅等を調査し、競売の申立をするなど
し、最終的に、判決が認定した6,840万円に遅延損害金を加えた額を現実に回収しました。

この判決は、あらためてヤミ金の非道さや悪質さ、違法性を糾弾したものとして評価したい
と思います。また、いま現在、ヤミ金に苦しめられている人は、勇気を持って弁護士や警察
へ相談してほしいと思います。

ヤミ金は違法集団であり、人とは呼べない非道集団です。そんなヤミ金に負けないためにも、
司法の門を叩きましょう。

闇金に強い弁護士・司法書士の選び方